Entries from 2021-01-01 to 1 year
街を歩くと、活気を取り戻しつつあるというのはニュースばかりで、実際には閉店したお店がいかに多いか痛感します。昨日も近所のメディカル整骨院の看板が亡くなっていました。私の地元、国立も街が様変わりする程変わりました。 Matisse, 1951, Museo Vatic…
もうすっかり、私の都立大OU(オープンユニヴァーシティ)での講座はリモート(オンライン)授業になっています。いよいよ今週の土曜日が今年の最終授業。 古代ローマ人たちの食事:エスカルゴの盛り合わせ 参加してくださった方々には、感謝感謝です。参加…
Cattedrale di Siena www.ou.tmu.ac.jp 来年の、都立大オープンユニバーシティの講座の募集が始まっています。 Pinacoteca nazionale, Siena 私が担当するのは【世界の美術館】です。とはいえ上記の講座内容を読んでいただければ分かる通り、世界の美術館と…
都立大のオープンユニヴァーシティ講座は三ヶ月、年四回(春夏秋冬)ですから、その一回ごとに内容をどうするか考えます。コロナになってからペスト関連の資料を読み漁り、絵画や美術の変化を確認しました。これは私が、日本の西洋美術史におけるペスト研究…
前回の講座「システィーナのミケランジェロ」の後、休みなく始まった「ローマ(システィーナ礼拝堂を中心に)のラッファエッロ」ですがちょっと休憩している間に、突然秋が深まりました。私は一年中変わりないけど、一般には読書の秋です。ぜひ読みまくりま…
西洋美術史の講座をずっと持っています。 当然参加者の興味は様々です。 1、美術が好きな人 2、歴史が好きな人 さらに 3、旅(私の場合は特にイタリア)に興味のある人 でも4、聖書に興味のある人 も結構います。 こども聖書アプリ 文学や映画、ロック音…
Ciao Tutti! お休み楽しんでますか?私はいつもと変わらず本とコンピューターに浸かっています。 La Fornarina, 1944 いよいよ来週がミケランジェロの授業の最後となりました。以前はシスティーナの天井画と祭壇壁画【最後の審判】を2回に分けてやろうかと…
ゴッホの展覧会に合わせて、観たかった映画を見たので感想です。 At Eternity's Gate 先日見た映画は2018年製作の「永遠の門 ゴッホの見た未来」です。いつものことですが原題は単に「永遠の門にて」です。言うまでもないことですが<永遠>とは<神>に他な…
このところずっとシスティーナ礼拝堂を詳細に観ています。昨日も大勢が大変熱心に講座へ参加してくださり、心から感謝します。ここで紹介している本もずいぶん読まれていて、入門とはかけ離れた本にも飽き足らない様子の方に、授業でやっと納得したと言って…
夏休みだからかリモートにも関わらず、授業間隔があいているので、ミケランジェロについての色々な本を紹介します。何回も書いているのですが、ミケランジェロは流石、西洋美術最高最大の芸術家と多くの人が考えているだけあって、なかなか出版物も多いです…
海外ドラマファンです。海外といってもほぼ欧米ものです。たまに南米とかアフリカ映画とか観ます。理由は、単純に画像と物語構成や主義主張が合うからですが、英語やイタリア語(多少はフランス語やスペイン語)だと、言葉の勉強になると言い訳ができます。…
オリンピックが終わって少し落ち着いたところで、イタリアとの関連を書きたいと思います。 流石のイタリアチームのユニフォーム 私はオリンピック開催が決定するずっと前から反対の立場でしたが、始まってしまえばスポーツ観戦好きなので、当然可能な限り応…
題名:隠されたヨーロッパの血の歴史副題:ミケランジェロとメディチ家の裏側著者:福島隆彦 表紙 う〜ん、普段全く読まない類の本で、数行読んでビックリしちゃった。こんなメチャクチャな・・・で、著者を検索したらトンデモ本の中でも最高のとんでも本大…
またかの緊急事態宣言直前、うんざりな私は都立大OU(オープンユニヴァーシティ)の夏季講座の準備に勤しんでいます。どこへも行けないのでひたすら近所にお手かけ。ということで図書館(これは私の人生のおなじみだけど)を隅々まで見ているうちに、子供コ…
今日は大雨でカルチャーセンターがお休み(振替)になりました。豪雨で窓が開けられずコロナ対策の空気入れ替えができないからだそうです。そこで zoom 授業の最大の利点を痛感。都立大も大雪とか台風とかの時大変だった。一度なんか電車が止まって大金払っ…
いよいよ「システィーナ礼拝堂を詳述する」シリーズ第一弾が終わろうとしているところです。次はミケランジェロだからみんな都立大OUの私の授業に来てください! とか言いながら常に映画やドラマは見観ちゃってて、昨日は「フリーダ」を観ました。 フリーダ …
題名:Les traducteurs(翻訳家たち)邦題:9人の翻訳家 囚われたベストセラー製作:2019年。フランス、ベルギー監督:レジス・ロワンサル、アラン・アタル(製作) ポスター 評価は特に高くはないけど、私には、身につまされる部分も大きいからか、とても…
おかげさまで、1年以上できなかった都立大の講義もオンラインではあるけどやっと再開でき、楽しく授業しています。都立大OUとしては例外的に大勢の参加者も皆熱心で、ここで紹介する本を読んで、旅に行ったりもしているようでとても嬉しいです。 Michelangel…
私にしては珍しく料理の話! ルッカ料理フェス ルッカ(イタリアはトスカーナ州の街)を知ってる人なら、このポスターを楽しめるはず。ルッカで最も印象的な(世界中でも珍しい)古代ローマ帝国時代の競技場アレーナ広場(ローマのアレーナはコロッセーオ)…
何語でも勉強するには、不断の勉強が必要だけど、辛すぎると続かないから楽しみながら、息抜きしながら勉強したい。と言っても、語学学校の定番「ひたすら楽しいばかり」の勉強なんてあるわけないし、そんなんでできるようになる人はいないのが真実。基本は…
不要不急の外出禁止令をがっちり守りまくっているので、仕事(授業)の資料作りの他に、本を読んで、映画を観て、ドラマも完走、世界中の人とゲームで交流、音楽リストも作成して、その上裁縫や手芸、さらには普段は絶対やらないパンまで焼いてみた。 The St…
更新サボってました。でも来てくださった方、どうかブログ内検索してください。美術とかイタリア語とか旅とかで過去の記事が出てくるので読んでください。お願いします 美術館っておもしろい コロナになって私個人も甚大な被害を受けていますが、美術館・博…
先日、本当に久しぶりにオンライン授業ではありますが、都立大OUの講座が再開しました。人数が多いのでみんなと会話することはできません。でも参加者が、私の授業を待ちわびてくれたと知ることほど嬉しいことはありません。できることなら全員を連れてイタ…
都立大OU(オープンユニヴァーシティ)のオンライン授業で私が受け持つ講座「システィーナ礼拝堂の図像探究」のために、ルネサンスのことを少しでも知るための本を紹介しています。勉強はなんでもそうだけど、予習と復習なら予習の方が絶対効果的だから。も…
いよいよ4月10日からの授業が迫ってきました! www.ou.tmu.ac.jp 中止になる講座も出る中、私の講座はもう満員御礼で申し込みが終了しました(やりました!皆様のおかげです!!) Pinturicchio で、昨日参加者全員に、このサイトのURLを事務から送ってもら…
東京都の国立市とイタリアはトスカーナ州のルッカ市とは友好都市計画を進めています。私はこの計画に関わっていて、小さなパンフレット作りにはかなり関わりました。出来立てホヤホヤの紹介パンフレットです。私は、記事は結構書いていますし、写真提供や校…
昨日、ペルジーノの日本語で入手できる本は展覧会資料くらいと書きました。今日Amazonで検索したところ、ブログを書く前は何冊もあったのに、もう1万円以上するコレクターアイテムしか残っていませんでした!!凄い!!!このブログを読んでくださった方が…
都立大オープンユニヴァーシティ事務から連絡がありました。オンライン授業はコンピューターに抵抗がある人が多いのか、なかなか参加者が集まらず大苦戦を強いられている中、私の授業は既に沢山の応募があるそうです。一年半も都立大では授業ができず、もう…
日本ではルネサンスというとひたすら美術(絵画、彫刻、建築など)のように思われがちですが、音楽(オペラの発生や楽譜、楽器、楽曲の発展など)もあるし何より文学(詩、散文、小説、随筆、思想哲学など)があります。西洋の歴史を振り返るとき、日本と大…
いよいよ4月からひっさしぶりに西洋美術史の講座が始まります。 システィーナ礼拝堂の図像探求 2111J005 東京都立大学オープンユニバーシティー 講座については日時、申し込み、など上のサイトを見てください。 Perugino 【システィーナ礼拝堂の図像探究】と…