天使たちの西洋美術

美術、イタリア、読書を愛する西洋美術研究者SSの思ったこと

【美術】講座参加者の感想 S氏

今シリーズも新鮮な驚きがてんこ盛りの講義でした。ありがとうございます。 日本であまり知られていない隠れたお宝をたくさん紹介いただきました。 Ravenna 初期キリスト教モザイク美術。(贅を尽くした最高品) 北欧の木造教会建築。(意外。ヴァイキング船…

【美術】講座参加者の感想:Sさん

もう今週末から、夏季講座が始まります。ずいぶんずれてしまったけれど、Sさんの感想です。以前彼女の感想を掲載したら、彼女の感想に興味を示してくれた読者がいました。そうやって知らない人同士が、好みや感変え方を通じて知り合え、知識を深められたら最…

【美術】講座参加者の感想:Mさん

この感想をいただいてから随分時間が経ってしまいました。ごめん。以下Mさんの感想です。 Rothko 私は、クレイやロスコなど、何かわからないけど、前から好きでした。 カンディンスキーとモンドリアンは、有名なコンポジションのイメージが強くて そこまで興…

【美術】夏の2講座開講決定💖

わーい!やったーっ!夏の2講座が開講決定いたしました!! フォンテンブロー派 コロナ以降、外へ出るのがおっくうになったり、万一を心配したり、さまざまな理由でオープンユニバーシティもカルチャーセンターも個人の教室も、生徒が激減しました。政府は…

【講座】ミステリアスなアート

都立大学オープンユニバーシティ夏講座の締め切りが迫っています。まだ余裕があると思って受講できなくなる人がいつもいるので、登録のお願いです。 René François Ghislain Magritte どうか直ぐに下のウェブをチェックしてください。直にこの内容のページに…

【講座】世界の美術館で西洋美術史

夏講座の募集が始まったので、前回に引き続き、そのお知らせと呼びかけです。 国立考古学博物館 アテネ 「世界の美術館を訪ねながら西洋美術史を概観する。」という講座をオンラインでやりました。それを対面授業でやらせていただきます。写真はオンライン講…

【講座】夏に逢いたい!

梅雨に突入したみたい。もうすぐ夏ですね。今度の夏は、私にとって特別な夏になりそうです!なぜってコロナが始まって以来もう2年も閉じていたオープンユニヴァーシティの講座が開講されることになりました!! キリストOK? 青い箱に入った聖人? みんなとの…

【映画】ある画家の数奇な運命

竹橋の国立近代美術館で「ゲルハルト・リヒター」の展覧会をやっているので、気になっていた映画を見ました。製作:2018年、ドイツ。日本では2020年公開。監督:ドナースマルク 英語の国際版 題名に関して。ドイツ語の原題は werk ohne autor で、英語の逐語…

【展覧会】ボテロ展 ふくよかな魔法

私の心と体の栄養である展覧会へ行ってきました。 Fernando Botero 展覧会場の中庭にある「小さな鳥」と記念撮影しました。360度どこからみても楽しい、巨大でふくよかな「小さな鳥」です。ボテロは圧倒的に絵が有名なので、彫刻が手で触れるような距離で見…

【美術】講座参加者の感想4

目の前の講座の準備と読書他にかかりきりで更新せずすみません。とか言ってゲーマーなのでその時間はあるのですが、ゲームは一人じゃなくてギルドの仲間に迷惑かかるので休むわけにいかない、とかなんとか言い訳する・・・ 今日紹介する私の西洋美術史の講座…

【美術】講座参加者の感想3

このところ連続で、私の西洋美術史の講座に参加してくださっている方からの感想やご意見を掲載しています。得に個人的な内容で美術に無関係な箇所は割愛していますが、基本的にいただいたままの文章を載せています。西洋美術好きの方なら、共感できたり、参…

【美術】講座参加者の感想2

毎回の全力投球講義、実に刺激的です。ありがとうございます。今回は舞台が世界に広がったのでますます興味深く受講しました。美術と関係ないことで申し訳ないですが、ワールドミュージックファンなので、ギリシャ(ライカ)リスボン(ファド)クロアチア(…

【美術】講座参加者の感想1

いつも私の講座に参加してくださっている方々から、素晴らしい感想をいただきますので、その中からいくつか紹介します。全文ではなく、美術に無関係で個人が特定できるような箇所は割愛しています。 アテネ考古学博物館 「世界の美術館」の11回の講義、あり…

【展覧会】メトロポリタン美術館展

met.exhn.jp 乃木坂のメトロポリタン美術館展へ行ってきました。私個人は、コロナ以来生活は全く変わって、異常事態で出かけなくなったので、本当に久しぶりの展覧会です。以前は上野の年間チケットとか、東京近郊の美術館割引冊子も持っていたのに・・。 Pi…

【美術】西洋美術史を代表する十作品

散々悩んで、まだ完璧には決まっていない春講座の十作品が、だんだん見えてきました。西洋美術愛好家には、すごーく有名な作品も何点か取り上げることに決定。ヨーロッパ旅行で実際に目にした人も居るはずです。美術史の本ではお馴染みの作品。さーてどんな…

【映画】ナチスとミケランジェロ

一ヶ月も恐ろしい世界大戦の前兆がある中で、プーチンからヒトラーを連想する人も少なくないでしょう。それで見ていなかった「ミケランジェロ・プロジェクト」をやっと見ました。友人のお気入りなんだけど、監督や俳優、ちょっと見た映像場面から見る気がし…

【美術】専門家気取りでじっくり観察

Lorenzo Lotto おかげさまで春の講座も開講が決まりました。いつも書いてるけど、本当に参加者のおかげです。人数が集まらないと講座が消滅しちゃうので、10年以上続けて開校できているのは文字通り、私の講座に参加してくださる方々の力なんです。でもまだ…

【本】疾病の歴史と私たちの今

昨日三回目のワクチンを打ってきました。周囲の人は大抵、多少の頭痛やだるさ、微熱など出たのに、私は至って平気というか、多少だるいのは日常なのでほとんど変わりません。平熱が酷く低いし、本とコンピューターの生活様式からも一年中身体が凝ってるので…

【本】戦争に反対するシュールな本たち

映画のシュルレアリスム 都立大OUで行っている【世界の美術館】で西洋美術史を知る、講座もいよいよ終わりに近づきました。古代ギリシャに始まり、現代美術で終わり。「子供の頃に、リアルに知っている時代になった」と参加者から言われました。ここ二回ほど…

【本】芸術家の伝記

コンピューターと携帯(携帯する物はいくらでもあるはずなのに、今では電話に決まってる。あと何年したらこの常識が通じなくなるのか興味があります)が一般化して、素晴らしい点もたくさんあるけれど、負の部分もある。情報貧民と言われるような人々が当然…

美術とスポーツ

都立大OUの講座【世界の美術館】は「印象派」まで来ました。それで印象派のことをいろいろ調べているうちに、スポーツとの関連を見つけました!オリンピックたけなわの今、記事にするのがいいかなと思って書いています。 Boudin 印象派は近代美術の幕開けに…

【本】美術館を訪ねる

このところずっとネットで別世界に行く時間が長かったので、更新してなくてすみません。読んでくださっている方に心配されたので、書かせていただきます。 小さな美術館巡り 私の都立大オープンユニバーシティの講座「世界の美術館」も順調に進んでいます。…

【講座】再出発の兆し

遅まきながら、明けましておめでとうございます。 西欧ではクリスマスと年始を祝うカードを同時に送るので、私も年末に書きましたが、やはり日本では「あけましておめでとう」と言わないと、何か一年が始まらない気分になります。日本人再確認です。 Pinturi…

【挨拶】Buon Anno! 新年のご挨拶に替えて

街を歩くと、活気を取り戻しつつあるというのはニュースばかりで、実際には閉店したお店がいかに多いか痛感します。昨日も近所のメディカル整骨院の看板が亡くなっていました。私の地元、国立も街が様変わりする程変わりました。 Matisse, 1951, Museo Vatic…

【忘年会】リモートと数人レストラン

もうすっかり、私の都立大OU(オープンユニヴァーシティ)での講座はリモート(オンライン)授業になっています。いよいよ今週の土曜日が今年の最終授業。 古代ローマ人たちの食事:エスカルゴの盛り合わせ 参加してくださった方々には、感謝感謝です。参加…

【講座】世界の美術館

Cattedrale di Siena www.ou.tmu.ac.jp 来年の、都立大オープンユニバーシティの講座の募集が始まっています。 Pinacoteca nazionale, Siena 私が担当するのは【世界の美術館】です。とはいえ上記の講座内容を読んでいただければ分かる通り、世界の美術館と…

【講座】西洋美術史の講座内容で悩む私

都立大のオープンユニヴァーシティ講座は三ヶ月、年四回(春夏秋冬)ですから、その一回ごとに内容をどうするか考えます。コロナになってからペスト関連の資料を読み漁り、絵画や美術の変化を確認しました。これは私が、日本の西洋美術史におけるペスト研究…

【本】ラッファエッロ・絵本から本格的なものまで

前回の講座「システィーナのミケランジェロ」の後、休みなく始まった「ローマ(システィーナ礼拝堂を中心に)のラッファエッロ」ですがちょっと休憩している間に、突然秋が深まりました。私は一年中変わりないけど、一般には読書の秋です。ぜひ読みまくりま…

【聖書】こども聖書アプリ、お勧め!

西洋美術史の講座をずっと持っています。 当然参加者の興味は様々です。 1、美術が好きな人 2、歴史が好きな人 さらに 3、旅(私の場合は特にイタリア)に興味のある人 でも4、聖書に興味のある人 も結構います。 こども聖書アプリ 文学や映画、ロック音…

【本・映画】芸術家の人生:ラファエッロ

Ciao Tutti! お休み楽しんでますか?私はいつもと変わらず本とコンピューターに浸かっています。 La Fornarina, 1944 いよいよ来週がミケランジェロの授業の最後となりました。以前はシスティーナの天井画と祭壇壁画【最後の審判】を2回に分けてやろうかと…

西洋美術、イタリアの旅、読書が大好きな貴方へ、中世西洋美術研究者SSが思う事いろいろ