天使たちの西洋美術

美術、イタリア、読書を愛する西洋美術研究者SSの思ったこと

Entries from 2019-02-01 to 1 month

【街】サルデーニャのロマネスク巡り

http://www.japanitalytravel.com/arte_romanica/top.html 真面目なイタリア専門旅行サイトに断続的に連載してます。 上のサイトをチェックしてね。 写真は、冒険を重ねてたどり着いた、孤高のロマネスク聖堂。サイトの記事に説明あり。 今年は体調の問題が…

イタリアの高校生が授業に参加

*サイトの引越しで2017年秋の記事です 腱鞘炎なので更新してなくてすみません。でもマジックパッドを買ったから少しは楽になったのでちょっとづつ書くよ。 10月21日から始まる、首都大学東京オープンユニバーシティ、飯田橋校での初回授業にイタリアから…

【街】Cividale チヴィダーレ

Cividale dei Friuli:チヴィダーレ・デイ・フリウーリ Friuli Venezia Giulia フリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア州 チヴィダーレの名前を知っている人は大した人です!というか私が訪ねた時、人口1万人ちょっとの小さな街で出会った旅人は、全て研究者…

首都大学東京OUの「イタリアの街」は一息

*サイトの引越しで2017年の記事を転載してます 首都大学東京オープンユニヴァーシティ、飯田橋校でこのところ連続して行なっている「イタリアの街」というテーマの授業は、一旦今年限りにします。 もともとこのテーマは長く参加してくださっている方からの…

【本】聖なる侵入

題名:聖なる侵入 著者:フィリップ・K・ディック 出版:1982年 サンリオ 連休を使って一人ディック祭り。最初の題名がValisAgainだったことを考えると、確かに世界の終末、救世(神)についてのテーマは受け継がれている。というよりより鮮明に打ち出されて…

【本】ヴァリス

題名:ヴァリス 著者:フィリップ・K・ディック 初版:1982年 出版:サンリオ 数世紀経過し再読。ディックは学生時代にハマった作家でほとんど読んでいるが、中でもこの「ヴァリス」と次の「聖なる侵入」は最後の大作。数年後53歳で死んだ彼が死と文学、思想…

【街】Alghero アルゲーロ

*サイトの引越しで2017年の記事です。この頃は辛かった。腱鞘炎は早く手術した方がいいよ! 腱鞘炎が完治するまで待ってるといつ書けるかわからないので、少しずつ書くことにした。首都大学東京オープンユニヴァーシティでやってる授業をちょこっと紹介しま…

【本】死者のいる中世

*サイトの引越しで2017年夏の記事です。今は真逆に寒くて鼻が止まらないから、この本がぴったりかも。 皆様、暑中お見舞い申し上げます。 自然の暑さと不自然な寒さで今にも風邪ひきそうな日々をなんとか耐えている私ですが、皆様はいかがお過ごしでしょう…

国立市のイベントでトスカーナ州ルッカを紹介しました

サイトの引越しで2017年の記事を転載してます 無料のイベント 「ルッカを知る会」 http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/shisei/unei/exchange/1499331393630.html このところずっと腱鞘炎で書き込みしてないけどぜひ知らせたくて書きます。 次の日曜日、イタ…

【街】Volterra ヴォルテッラ

http://www.japanitalytravel.com/arte_romanica/top.html イタリア旅行の老舗、真面目な旅サイトに私の記事が掲載されてるよ。みてね💖 Volterra

【街】Taormina タオルミーナ

首都大学東京オープンユニヴァーシティの講座で【イタリアの街】をテーマに授業しています。 2回目はシチリアのタオルミーナでした。 タオルミーナは世界のリゾート観光地として知られた場所。輝く太陽、それを受けてキラキラ反射する海、白く照り返す岩肌…

【街】Bassano del Grappa バッサーノ・デル・グラッパ

*サイトの引越しで2017年の記事を転載 首都大学東京オープンユニヴァーシティの講座では【イタリアの街】をテーマに授業しています。 1回目は北イタリアのバッサーノデルグラッパ 結構小さな、行きやすくはない街ですが、とても綺麗でまだ日本人にはそれほ…

【映画】リアリティー

*サイトの引越しで2017年の記事を転写 http://www.festival-cannes.fr/jp/archives/ficheFilm/id/11255642/year/2012.html 題名:リアリティー 原題:Reality 監督:Matteo Garrone マッテーオ・ガッローネ 制作:イタリア・フランス 2012年 BMI(身長と体…

【本】ヨーロッパ中世末期の民衆運動

題名:ヨーロッパ中世末期の民衆運動 著者:M.モラ Ph.ヴォルフ 翻訳:瀬原義生 サブタイトルに「青い爪、ジャック、そしてチオンピ」とあるように、ウィクリフ、フス、ロラード派などは大異端者と言う了解のもと、民衆革命(巻き込まれたと言うような受動的…

【本】シエナ 夢見るゴシック都市

題名:シエナ 夢見るゴシック都市 著者:池上俊一 出版:中公新書 イタリアや西洋美術に関して認知させるのに貢献されている著者だから、描きなれている。高級なシエナのガイドブックと言うのだろうか。歴史、美術、風俗、食について言及されている。一般向…

イタリア(外国)人と知り合うには

*サイトの引越しで2017年の記事を転載 ネットが一般的になって世界は本当に変わった。 ミラノから来た4人が帰ったばかり。家に到着するやいなや娘の着物(母のお古)写真(はっきり言ってめちゃくちゃだが)がアップされ拍手喝采されている。古くて捨てよ…

【展覧会】福ねこ百段階段

*サイトを引越ししたので2過去の記事を転載 2017年 http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/hyaku https://www.fashion-press.net/news/29067 ミラノから4人のお客を迎えていて、前から行って見たかった「百段階段」(東京都指定有形文化財)のイベントと…

生徒の希望で授業内容が決まったりもする

*サイトの引越しで2017年の記事を転写しています 春休みが終わり首都大学東京オープンユニヴァーシティの春講座がいよいよ始まります。 今回から参加者の要望で新たな企画を始めますので、ぜひ奮ってご参加ください! 「イタリアの街をあちこち紹介してほし…

自力旅の基礎知識(飛行機)

*サイトの引越しで2017年の記事を転写 当然(相手は)知ってると思っていることがそうでないことって沢山あります。 私も旅慣れてしまっているので、聞かれて驚くことがありまとめました。 おまかせのツアーではなく、自分(グループでも)で計画する人向け…

シチリアの旅の感想(旅の具体的なことがわかるね)

*googl+からの引越しで2017年の記事を転写 素晴らしい感想をいただきました。U氏は首都大学東京オープンユニヴァーシティの講義を受講して下さり、美術旅行も二度目です。とても真面目な感想です。個人的なことに関する以外掲載させていただきました。 以後U…

美術旅行の感想:修道院、写本他

*Goggle+からの引越しで2017年の記事を転写 これを書いてくださったKさんは首都大学東京オープンユニヴァーシティの「西洋美術史」の受講者中、私の感じでは一番美術、特に絵画に詳しい方です。 遅まきながらローマ旅で印象的だったこと 修道院にて 院内(…

ゲーム感覚で覚えるイタリアの地理

http://online.seterra.com/en/vgp/3092 世界中あるけど、これはイタリアの州を覚えるサイト。 同じサイトに街もあるよ。 (サイトから。右にバジリカータをクリックって書いてある) 旅するのにも歴史を考える時も地理は役立つから暇な時ちょこっとやってみ…

2016年美術旅行の感想:旅に参加するまで

*Googler+からの引越しのため過去の記事を転写 私はイタリア美術の旅をやっています。で去年参加してくださったMさんの感想をそのまま貼り付け。 「ぜひ、私の旅行に参加してください。」と連絡先のカードを渡してくれたこと、先生は覚えていないかもしれ…

イタリア旅行専門サイトにロマネスクの記事を書いてます

*Google+からの引越しのため2017年の記事を転写 http://www.japanitalytravel.com/arte_romanica/top.html http://www.japanitalytravel.com/ イタリア専門旅行サイトとしては老舗で真面目なサイトです。 ロマネスクの連載を要望されて、書きました。 文字…

サイトの引越し

*Google+からの引越しで過去の記事を写しています。2017年 サイトを引っ越したので昔の書き込みも時々掲載したいと思う。自分の書いたものだけでなく、他の人の書き込みもあるので申し訳ないと思うから。 以下、以前の書き込みだけど、今見ても気持ちは変…

ミュッシャではなく

*Google+からの乗り換えで過去の記事を写しています。2017年 http://www.mucha2017.jp/ 公式サイト ミュシャ展:国立新美術館(六本木) ここは所蔵作品を持たずに運営するため、全て借り出しだから作品数が少なく高い。私のように一年中美術館へ行く人に…

大エルミタージュとチェブラーシカ

*2017年の記事 大エルミタージュ美術館展 http://hermitage2017.jp/ 場所:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ) 大っていう形容詞は今回の展覧会についているのか美術館についているのか、日本語だと確定し難い。エルミタージュ美術館が大きいって…

赤坂離宮へ行ってきた

*2017年の記事 http://www8.cao.go.jp/geihinkan/akasaka/akasaka.html http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9742.html?t=50&a=1 中の写真は撮っちゃダメってことで一応お庭で一枚友人たちと撮影。 遠方からの友人のために東京見物に選んだ場所の一つです…

国立のイタリア料理店でルッカを紹介

*2017年の記事 イタリア好きでも、フィレンツェ、ヴェネーツィア、ミラーノ、もちろんローマなどすっ飛ばしていきなりトスカーナはルッカを紹介する小さなイベント 私の研究の中心都市、トスカーナの至宝ルッカを紹介させてください しかもルッカ料理と共に…

ヴェネツィア絵画を巡って

*2017年の記事 昨日、首都大学東京オープンユニヴァーシティの今期の授業が終わりました。 受講者は年齢も幅広く、女性に負けず男性も多く、知的な関心の高い人たちで、拍手を持って終えることができ感謝します。 今回のテーマは上野のティツィアーノ展に合…

西洋美術、イタリアの旅、読書が大好きな貴方へ、中世西洋美術研究者SSが思う事いろいろ