いつも私の講座に参加してくださっている方々から、素晴らしい感想をいただきますので、その中からいくつか紹介します。全文ではなく、美術に無関係で個人が特定できるような箇所は割愛しています。
「世界の美術館」の11回の講義、ありがとうございました。さまざまな美術館巡りを通して、西洋美術の通史を興味深く学ぶこ
講座を聞くことで、
1 中世美術は定形的で、面白くないとの認識が、そこには素朴で静か
的な流れがあったのだろうと推測するように変わりました。
2 ルネッサンスから近代美術の間の流れ、私の美術知識の空白の部分
でき、頭の中がスッキリした感じがしております。知らなかった西
ついて、少し触れたように思います。
3 現代につながる印象派以降の美術について、断片的理解から幅が広
私は自宅浪人をしていた20歳の誕生日にゴッホの画集を
若い頃には、ルネッサンスを暗黒の中世の時代から人間を解放した
ました。萩原朔太郎、中原中也に共感したりもしておりました。予備校のテ
そして、20代からずっと「人間とは何か」「美しいものは?」と
ここ15年ぐらいの間は以下のようなことが私の関心事です。
1 東京国立博物館で見たマルセル・デユシャンの作品のさまざまな作
2 ル・コルビジェの絵画から建築への進展の面白さが心に残っている
3 何度も通っている横浜美術館のイサム・ノグチの作品の不可解さ。
4 大江健三郎がNHKテレビの日曜美術館で一般的には感嘆する美し
5 セザンヌの求めたもの?
「型破り西洋美術史」楽しみにしております。
この方は、随分前に講座に参加してくださり、何年もご都合が付かずお目にかかっていませんでしたが、久しぶりにまた参加してくださっています。引っ越しや出産、お仕事や家庭の事情などで、一度来なくなった方が戻って来られた時の私の喜びは、またひとしおです。感想は、私の主張と食い違うこともありますが、個人の感想を尊重しそのまま掲載しています。講座に参加してくださっている方も、外部の方で美術好きの方にも感動が伝わるのではないでしょうか。本当にありがとうございます💖