以前から一緒に勉強してくれてる人には、とっくに知ってることも沢山あるけれど、イタリア語から離れないために、確認のためにも一緒に発音してください。
今日は文字と発音の仕方。
●二重子音の前では詰まる。小さい【っ】をいれる。
美術史上重要な画家、彫刻家の名前で確認。
肖像は全て美術家自身の作品。
Leonardo da Vinci つまるところは無い
Michelangelo Buonarroti
ブォナッローティ(rrは巻き舌)
Raffaello Sanzio
ラッファエッロ (弾むように)
Caravaggio
カラヴァッジョ
Donatello
ドナテッロ
Giotto
ジォット
Filippino Lippi
フィリッピーノ・リッピ
イタリア語はあらゆる言語の中でも、特にリズム感や音色がはっきりしているので、詰まるところはしっかりつまり、伸ばすところはうんと伸ばす気持ちで、歌うように🎶
日本でも高い人気を誇るボッティチェッリだけど、日本語の表記はまちまち。
昔は
ボッティチェルリ
と表記されていたけれど、藤沢道郎先生もおっしゃっていた通り、おかしい。
だってこれだと Botticerli
かと思ってしまう。正しくは
Bitticelli なので ボッティチェッリ
コンピューターを使わない印刷の時代に出版社はさぞ苦労したことだと思う。わざわざ小さいルにこだわる研究者ってヤカラは!と思ったに違いない。読みにくい上、間違いとは。現在展覧会などでよく見かける
ボッティチェリ(東京の人だと最初のシラブルにアクセントがくる)
は言語道断。これだとアクセントの位置がずれてしまう。
Botticelli ボッティチェッリ
が最も原語に近い。ラッファエッロ同様、一つの単語の中で二回つまるので弾むようなリズムがつく。そして2人ともアクセントは後ろにくる。
美術史豆知識:様式名。時代区分は画家の人生の長さが違うので目安。
ゴシックもしくはプレ・ルネサンス:ジォット
初期ルネサンス:ドナテッロ
ルネサンス(中期):フィリッピーノ・リッピ
盛期ルネサンスからマニエリスム:ミケランジェロ・ブォナッローティ
盛期ルネサンス:ラッファエッロ・サンツィオ
バロック:カラヴァッジョ
a domani!