天使たちの西洋美術

美術、イタリア、読書を愛する西洋美術研究者SSの思ったこと

帰国、モスクワのカプセルホテル、台風、ラグビーそして写真

帰国し、「命の危険」なんて言葉が繰り返される台風も、我が家は有難いことに何事もなく過ぎ、やっと落ち着いたのでまた書き始めます。千葉を始め、大変な目にあった方々のために、正しく税金が使われることを期待します。

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生涯追い続けるヴォルト・サントと

今回は、信じがたい幸運続きの旅でした。後ほど書きます。加えて、人生で初めての経験が幾つかあった旅でもありました。帰国便がいつになく、長時間乗り換えにかかったこともあってか(年か?)、いつもはあまり感じない時差ボケが酷くなかなか生活が戻りませんでしたが、やっと戻ってきました。いつも通りの、夜更けに寝て朝みんながとっくに起きた頃に起きる生活です。よく帰国した後は風邪をひいて寝込みますが、今年はそれもなく元気です。大抵一ヶ月ほどの旅が比較的短く三週間ちょっとだったことや、帰国時に寝たことも良かったかも。帰国時に寝たっていうのは、人生で初体験のうちの一つ、カプセルホテルです。しかもモスクワで。長時間待たねばならないからどうしようか考えて、ビザを取って「赤の広場」へタクシー飛ばそうかとかも考えましたが、それにはロシア語を多少なりとも勉強してからと思いやめました。今私が知っているロシア語の文章は10に満たない程ですので危険かな。

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モスクワのカプセルホテル

それに、イタリア滞在中にかなり仕事が入ったので、体力温存のために寝ることにしました。多くの空港には、プライオリティー会員だと利用できるサロンがありますが、これには時間制限があるしベッドがあるわけではありません。ところがモスクワ空港には簡易ホテル(シャワー付き)やカプセルホテル数個があります。ホテルは満杯で、ここで乗り換える人が多いのを実感します。ヨーロッパ、アジア、アラブなどまさに文化の交流地点です。1時間3ユーロのカプセルは長身だと足の先が出るほどで、よく宇宙モノの映画に出てくるような文字通りカプセルでしたがこれも満員。私は1時間待って写真の時間8ユーロのホテルに。前の人が出ると一応掃除してるのも確認。テレビ、WiFi,大きな鏡などあって着替えもできる、小柄な人には余裕のスペースです。空港ロビーと違い荷物や姿勢を気にしなくて済むので、熟睡。

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Cattedrale di Milano

今は写真整理をしながら、ラグビー観戦。ラグビーは、ボクシングと共に私が最も愛するスポーツです。写真整理しながら旅の話を書いてゆきます。

 

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