天使たちの西洋美術

美術、イタリア、読書を愛する西洋美術研究者SSの思ったこと

Entries from 2019-03-01 to 1 month

一息:イベント、面接授業、大学

*2018年の記事です 昨日、国立市のイベントが終わりました。 小ホールが一杯になりました。あの暑い中来てくださった方々、本当に感謝します。 昨日は、巡礼についてについて話してほしいと要望があったため、ヴォルト・サント巡礼で大いに賑わったルッカか…

【講演】国立市でイベント:神様の顔はどんな?

国立市は私が特別に興味を持っている、トスカーナ州のルッカ市との姉妹都市提携を進めています。その一環でイベントを色々と行なっています。 San Michele in Foro 初回はイタリア文化を日本に紹介した草分け的存在の西村暢夫氏がお話しされました。 西村先…

【旅】旅の計画の方法:「イタリアの美術と歴史を巡る旅」の場合

旅は絶対に自分の好みにあった内容にすべき、っていうのが私の考え。 だから好みの合わない人と一緒に行くのはやめましょう! 喧嘩の元 私の場合は、美術作品(絵画、彫刻、建築、都市構造など)を訪ねて回るのがメインで、その合間に景観の素晴らしいところ…

【イタリアの街】ポジターノ:2泊百万円のホテル

「2018;歴史と美術の旅イタリア」の後半戦はナポリとその周辺ということで、ま、アマルフィとか連れて行ったらみんな喜ぶかな〜とか思いながら、でもポジターノも近いし都合の良い方へ2泊くらいして・・・なんて気軽に考え宿を検索してみたら、唖然・…

【イタリアの街】ポジッリポ:世界で最もロマンチックな場所?

Posillipo(ポジッリポ)はナポリから車だと15分かからないで行ける場所にある街。歩いても1時間50分だそうで、海岸沿いのVia mare(その名も海通り)をサイクリングすれば最高に気持ち良いところです。 ポジッリポから見たベスビオ火山。左側の木の向…

【旅】2018:イタリア美術と歴史の旅(日程)

#旅 #イタリア イタリア政府観光局のモリーゼ州のサイトです。 http://visitaly.jp/recommend/borghi-in-molise 今年のイタリア美術の旅(9月)は、2グループに初挑戦! Bitonto グループ1:プーリア+モリーゼ めっちゃマイナーな訪問地がかなり含まれる…

【イタリアの街】プーリア州オストゥーニ;白い迷宮の街

オストゥーニは、プーリアの栄光の港ブリンディシからアルベロベッロ方面へ少し入った内陸にあり、私は行ったことがありません。しかし観光的にはプーリア州で結構上位に来る有名な街です。ガイドブックやネットにも「プーリア」でいろいろ調べていると、よ…

【展覧会】プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

*以下は2018年の記事です。 「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」に行って来ました。 公式サイトです。 https://artexhibition.jp/prado2018/ ベラスケスは美術が好きな人なら誰でも知ってるビッグネームです。正直言って、私は初期イタリアバロック…

【イタリアの街】プーリア州レッチェ; 究極のプーリア・バロック

私はレッチェに泊まったことがありませんから今年は絶対宿泊するつもりです。イタリア半島のふくらはぎに当たるプーリアは、細長くアドリア海に面していて、歴史的にも行政的にもだいたい三つの地域に分かれています。北からフォッジャ、バーリ、レッチェで…

【イタリアの街】プーリア州ブリンディシ:東方世界への港

2018年秋の「イタリア美術と歴史の旅」はブリンディシの空港に降り立つので、ブリンディシについて。 Castel Svevo ブリンディシという名前は「鹿の頭」という意味で、それは地形から来ています。南イタリアの多くの街は、起源が紀元前に遡るのは当たり前で…

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