天使たちの西洋美術

美術、イタリア、読書を愛する西洋美術研究者SSの思ったこと

【美術】講座参加者の感想 S氏

今シリーズも新鮮な驚きがてんこ盛りの講義でした。ありがとうございます。

日本であまり知られていない隠れたお宝をたくさん紹介いただきました。

Ravenna

初期キリスト教モザイク美術。(贅を尽くした最高品)

北欧の木造教会建築。(意外。ヴァイキング船技術と関係あるのか)

アンドレア・デル・カスターニョ。(前期ルネサンスの偉人についてはもっと知る必要があると痛感)

フランスに移住したマニエリスム
ファンシーピクチャー
ダヴィッド
ルドン(なんと仏陀を描いた画がある)。
イタリア未来派。(時代を考えると不謹慎ながら、カッコイイ!)

Mapplethorpe(妖しい花の写真が良いです)

ホックニー。(西海岸の英国人。なるほどです。)

ホックニーのプールの画(飛び込み台のある)を見たとき、その不穏感に映画『泳ぐ人』を思い出しました。6分割のこの画の素材何だろう。本物見てみたい。アトリエの画(写真?)もすごくいいですね。やはり本物見たい。今回素材とか技法についても詳しく説明頂いたように思います。その最新形がホックニーiPad絵画ですね。怒涛のような10回講義、本当に楽しく勉強になりました。ありがとうございました。

Andrea del Castagno

Sさんも連続で私の西洋美術の講義に参加してくださる一人です。美術の他、ロックや映画も好きだということが、長くお付き合いするうちに分かってきました。私は、多くの先生たちが採用する、予め用意した資料で定番の授業を繰り返す方法をとっていません。集まった人たちの知識や関心によって、授業内容を変更する余地を残すべきだと思っているし、感想や質問などがお互いの刺激になり、より良い理解につながると考えています。資料は、常に新しく作る(昔のものに手を入れることはある)ようにしています。だから、感想を送ってもらうと、こちらもためになるのです。長いお付き合いの参加者が多いけど、新たな人も常に歓迎しますので、気軽にお願いします。と言っても、夏講座は初まったばかり。💕

西洋美術、イタリアの旅、読書が大好きな貴方へ、中世西洋美術研究者SSが思う事いろいろ