天使たちの西洋美術

美術、イタリア、読書を愛する西洋美術研究者SSの思ったこと

【旅】旅先でお財布を買う?

じゃ〜ん!作ってみました!

f:id:Angeli:20191205092428j:plain

勢いガマ口!

幼稚園か小学校かって感じのガマ口です。もちろん1日で作った!フェルトの有り合わせで、手がうまく動かなくなった老齢のマチスが愛した切り絵をイメージ!!あとはバスキアの勢い(彼の絵は吠えてたり怒ってたり、わけわかんない感じ)です。誰もそんなこと思わないけど、私、本人はそんなつもり。

f:id:Angeli:20191205092501j:plain

ガマ口もう一面

なんでこんなことになったかっていうと、使っていたお気に入りのデザインの長財布が傷んだから捨てました。Pylonesっていうフランスのブランドので、日本にも多少入っています。でもイタリアの方がデザインも豊富だからフィレンツェで見たんだけど、どうしても気にいるのがなかった。下の写真のお財布、これ出す度に褒められた、お気に入りでした。

f:id:Angeli:20191205093743j:plain

お気に入りだったお財布

でもデザインが気に入ってただけで、ジッパーもYKKの様には滑らかでないし正直言って使いやすくはなかった。何よりユーロ紙幣に合わせて作ってあるから、円には余りが出ちゃう。カードは沢山入るけど、減らしたいし。出来るだけ軽くて小さい方が良い!と思って、海外土産にいただいたお財布を出してみた。昔流行ったセリーヌ(左上)の小銭入れなんて使いにくい事この上ないから二日で却下。アイルランドの帽子型小銭入れは、冬モード全開で可愛いけど、全く小銭しか入らないので現実的ではない。葉っぱのはフィレンツェの高級皮革でやたら手触りはいいけど、こんな形だから紙幣は折り畳んでも無理。Mywalit(右上)もイタリアの皮革専門ブランドで、これは紙幣も小銭もカードも入るので、イタリア旅行用にいつも使っていた物。日本で買うと平気で万する高級品だけあって(もちろんイタリアで買ってる)作りはしっかりしてる。でもやっぱりユーロ用だから円を入れるのは辛い。

f:id:Angeli:20191205092540j:plain

海外のお財布色々

結局、紙幣を二つ折りすれば入るくらいのガマ口型が、小さくて使いやすいのではと行き着いて、散々デパートやアウトレット始めいろんなお店を覗いたけれど、なかなか無い。で、作るに至ったのでした。フェルトだからめっちゃ軽い。中は二つに分かれているので、紙幣とコインを分けられる。お・気・に・い・り。作ってみたら、長財布は大きくて嫌だからガマ口が流行ってるって聞きました。そーなんだ。やっぱりね。

 

旅先でお土産(自分用にも)などにお財布を買うときは、紙幣の大きさを考えましょう。有名ブランドの高級品もそういう意味では結構使い難かったりします。

西洋美術、イタリアの旅、読書が大好きな貴方へ、中世西洋美術研究者SSが思う事いろいろ