まだ破壊した本棚と、処分をどうするか悩んでいる本たちに囲まれて仕事しています。
トスカーナの旅はモンテカティーニの宿が思うように取れなくて遅れましたが、ようやく発表。
9月20日 ミラーノへみんなが到着し、私は空港もしくは宿でお迎えします。クラブ・ホテル。
マルペンサ空港行きバス停留所も中央駅も近いので選んだ普通の三ッ星ホテルです。だけど、ジョルジョーネやマサッチョの絵がかかってたり、ベスパやナポレオンの胸像も面白い😃寝るだけだけどね。
21日(土)朝から移動しプラートへ。アルベルゴ・ジューニ。
プラートでも6ベッドなかなか見つけられず、駅からちょっと離れた宿へ。B&Bからホテルに昇格してるし、ひたすらシンプルだけど歴史中央地区です。バスもタクシーも出てるというので車で到着。荷物を置いてすぐに街に出、お昼。
22日(日)モンテカティーニ・テルメへ。グラン・オテル・テットゥッチョ
一泊づつで忙しいけど、やっぱり宿泊すると街がずっと印象的になるので泊まります。様子を見てモンテカティーニへ。ずっと、下の温泉リゾート地テルメではなく中世の小さな村アルトへ泊まると言っていたにも関わらず、どんなに頑張っても無理でした。6人分のベッドが存在しないのが判明。ごめん!でもすごく努力したので許してください。その代り由緒ある豪華ホテルへ。
実際泊まることになった「天蓋」という名のホテルの奥に、泊まろうとしたアルト村が見える。二軒しか宿がなくて、4人しか泊まれなかった。
宿はテルメの小さなリゾート地のメインストリートに面していて、しかも緑に囲まれた気持ちの良い環境で、天気が良ければ朝食は外なんだって。
23日(月)ピサへ二泊します。ここは今回の中でも最高中の最高!・グラン・オテル・ドゥオーモ
トップの写真がピサの宿からの眺め!この写真でも分かるように、屋上ベランダでパーティができるようになっていて、結婚式やイベントが行われています。このベランダにはガラス張りの食堂があって、そこでも食べられる。もーほんとに最高だ!中世ヨーロッパの奇跡と言われた、ピサの大聖堂と世界七不思議の斜塔が近いっ!やっぱり、トスカーナはイタリア中で最も人気の高い州だけあって、宿の数も質も全然違います。ここに泊まれるなんて嬉しい。一人では間違っても泊まらないので、みんなと一緒だから、夜はベランダで奇跡の広場を鑑賞してゆっくりしよう。
本当はルッカ最高の宿へ泊まりたかったんだけど、やっぱりベッド数の関係で最高はならず。残念!だけどここだってなかなかです。ルッカはイタリアでも稀に見るロマネスクの街なんだけど、宿も、床や天井など微妙に中世の香りを残した雰囲気です。
正直言って、壁にかかってるフェルメールが気にくわない(プンプン)。ルッカ最大の芸術家の作品を飾って欲しかったけど、仕方ない。街のど真ん中で、気軽に帰ってこられるから、町中歩き回りましょう。
宿のある通りは、最大のフィッルンゴ通りのように、大勢の人でガヤガヤしていないのにおしゃれなお店が軒を連ねる素敵な場所。これはお隣の食堂。宝石店や洋服屋さん、最もイタリアらしいのは写真にあるような画廊です。古地図、近世の版画、油絵など、こんな物が掛けられるような家で暮らせたら素晴らしいのに・・。
28(土)フィレンツェへ。
最後の晩はフィレンツェへ泊まります。「イザベッラ・デ・メディチの宿」という、名前だけ貴族的なB&Bは何が何でも駅に近い!無駄に時間を使いたくなかったので、ルッカから入ってすぐに、行動できるよう駅近どころか駅前です。
全体を見ると、グランの付くホテルが二つもあって、どうしてもロンバルディアより良い宿が揃っています。これは何と言ってもトスカーナの力です。しかもトスカーナの三大都市(フィレンツェ、ピサ、ルッカ)なのでこういう結果になりました。ロンバルディアは巡礼度が強く質素なのに対して、トスカーナは派手な明るい印象です。
お待たせしたし、モンテカティーニでは嘘つきになりましたが、むしろゴージャスなところに泊まれるようになったので、お許しください。何かあったらラインしてね。旅がワクワクしてきたでしょ💖