私は普段、オープンユニヴァーシティで「西洋美術」や「イタリア史」の講座を持っているのですが、他にイタリア語の個人や少人数グループの授業もしています。ところがコロナのおかげで多くの人が授業を中断しています。カルチャーセンターはもう再開されていますが、大学や遠い人とのイタリア語は止まったままです。ずっと続けられている人とはラインヴィデオやアップルのFaceTimeなどを利用して、ヴィデオ授業をしています。
語学で最も大切なことは継続する事。止めると本当に力が落ちますし、初めて間もないと何も知らない人と変わらなくなってしまいます。せっかく始めたのだから、もったいないので是非続けましょう。一番は「多読」。たくさん読まないでできるようになったという人は、全然分からない人を騙しているか、旅行会話ができるくらいのレベルに違いありません。天才というような人たちだって、多読しています。彼らは楽にどんどん読める人たちなのです。
読み物は語学レベルに合わせるのが大切です。難しすぎると続かないので、何となく見て分かるくらいが適当です。今アマゾンで「本・イタリア語」で探しても、いくらでも似たり寄ったりの入門書は出てくるのに講読のための本が出てきませんでした。その代わり「洋書:italiano facile」と入力すると出てきます。このシリーズは外国人向けの入門書としては最もよく出来ているので絶対おすすめです。
他に単語を覚えるのに使えるサイトが下です。元々は英語の幼児向けサイトですが、ここではイタリア語のサイトを紹介します。
https://www.digitaldialects.com/Italian.htm
このサイトへ行くと「数」「色」「フレーズ」「動詞」などと分かれていますから、どれか選んでクリックすると絵と音声で勉強できます。気晴らしにどうぞ。
動詞を勉強するなら直接以下へ。全部で17単語。それなのに「航海する」なんて単語が出てくるところイタリアの歴史を感じたりましす。元々英語サイトなので英語も一緒に勉強できます。
https://www.digitaldialects.com/Italian/Verbsinfinitive.
このページへ行くとtextとAudioが選べるようになっているのでAudioを選んでください。変な発音の語学勉強サイトもよくあるんだけれど、これはとてもいい発音です。
コンピューターの音声をしっかり上げてね。今すぐチェック!