天使たちの西洋美術

美術、イタリア、読書を愛する西洋美術研究者SSの思ったこと

【ファッション】夢見るファッション

皆様、ジメジメした夏が過ぎて気持ちいい季節になりました。9月っていい季節ですよね!イタリアの歌にも9月を歌った歌がたくさんあります。

Crivelli

とか言ってるうちに、都立大オープンユニバーシティ今年最後の秋講座(10、11、12月)の募集が始まりました。

私は物心ついた時からファッションに関心が高く、おもちゃのアクセサリーが大好きでした。美術も大好きで画集を眺めて日常を過ごしました。大学時代から、働き始めた初期の頃は、ファッション関係のデザインや、短かったけど撮影のスタイリストをやったこともあります。でも、読書とか考える事とか、もう少しそういう仕事がしたいと思い結局、今の非常勤講師という仕事に落ち着きました。すごく回り道をしましたから、最初から大学院に行って、国費留学をしている様なエリートの人たちとは全く違います。私の授業に参加してくれた経験があれば、いかに授業が違うか分かるだろうし、好き嫌いが出るのは当然です。

Hayez

そんな私だから、ずーと前から何かファッショに関係あるテーマで講座をやってみたいと思っていましたが、なかなか機会が訪れませんでした。ところが、今回都立大オープンユニバーシティでは、以前はいわゆるサブカルチャーと言われていたものを正面から取り上げています。西洋美術を中心に使いますが、布地の歴史、技術革新の歴史、女性の権利の歴史などの社会背景から、時代を代表するデザイナーやブランドなども取り上げて、幅広い楽しい授業にしたいです!

 

新しい内容なので、様々な年齢や興味の、色々な人々の参加を心待ちにしています。どうぞよろしくお願いします!!

西洋美術、イタリアの旅、読書が大好きな貴方へ、中世西洋美術研究者SSが思う事いろいろ