八月15日は聖母マリア被昇天の日
https://www.vaticannews.va/it/mondo/news/2018-08/assunzione-arte-vergine-maria-pittura.html
ヴァチカンニュースの「聖母マリア被昇天」の美術動画です。
日本では昨日でしたがイタリアは8時間遅れだから今、ライブ配信をしています。
美術史的にはティツィアーノの作品が最も知られていると思いますが、沢山あります。芸術的に素晴らしいものから素朴な信仰の作品、現代のアニメーション作品まで色々です。
ヴァチカン配信に出てくる画家の名を記すと次のようです。上のライブの順番通り。
ジオット
タッデーオ・ディ・バルトロ
チェコ人の親方
シルヴェストロ・デ・ゲラルドゥッチ
チマブーエ
トラステーヴェレの聖母マリアのモザイク
タッデーオ・ディ・バルトロ
マゾリーノ
コッレッジョ
アンニーバレ・カッラッチ
ヴァチカン・ニュースは様々な言語で配信していて日本語もあるんだけど、イタリア語版にはある美術の話は日本語版には無くてとても残念。イタリア語版の動画の下には解説があってボッティチェッリやアンドレア・デル・カスターニョ、プッサンなどの画像もあります。
聖母被昇天とは、地上での命を終えたマリアが天に引き上げられると言う意味。だからアンジェリコの聖母の死の場面から始まってます。西洋美術の基本知識。さらにイタリアで、一年のうち最も何もかも休みになって、如何ともしようがなくなる聖なる日が八月十五日のFerragosto(フェッラゴスト)って言う意味ではイタリア生活文化基本知識。古代ローマの週間とキリスト教が結びついた、キリスト教史とイタリア語の基本知識でもあるのでした。シチリアのビーチが懐かしい。